売電の時代へ(下水道)

新たな再生可能エネルギーが下水処理場(浄化センター)から次々と生まれています。

1980年代、ガスエンジンによる消化ガス発電が実用化されていましたが、その後、石油価格の下落とか維持管理コストの増大等の問題から、あまり普及していないのが実状でした。

しかし15年ほど前から、地球温暖化防止等の観点で消化ガス発電が再び注目を集め、現在ではこういった施設が全国で増加傾向にあります。

福井県坂井市にある九頭竜川浄化センターでも、平成26年3月から消化ガス発電を開始しています。
総出力は250kwh(25kW×10台)で、一般家庭の約560戸分に相当する電力を生み出す能力があります。

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 消化ガス発電機(九頭竜川浄化センター)

この消化ガス発電というのは、下水処理の過程で発生する消化ガス(バイオガス)を利用するものです。

現在は、発電した電力を場内施設で利用することで電気料を削減したり、汚泥消化タンクの加温(通常35~40℃程度)に利用しているのですが…

これからは、下水処理場でも更なる効率的な管理運営を目指し、発電した電力を売る時代に入るようです。


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by naoharu326 | 2017-06-21 22:03 | Comments(0)