築土構木

この世から「土木 DoBoku」がなくなったら…
大変なことになる。

インフラストラクチャー(以下、「インフラ」という。)を支えているのは「土木」。

今、インフラは超高齢化の時代へ。
高度経済成長期(1955~1973)の建設ラッシュで造られたインフラが次々と50歳を超えている。人間で言えば65歳以上の高齢者。
インフラの点検(生活習慣病検診、人間ドック)や補修(治療)・補強(手術)が必要だ!

もし、インフラをメンテナンスしなかったら
どうなる?

高齢化の橋梁が落ちたらどうなる?
高齢化のトンネルが崩れ落ちたらどうなる?
高齢化の道路が壊れたらどうなる?
舗装が損傷したら、穴ぼこだらけになったらどうなる?
高齢化の河川堤防が壊れたらどうなる?
高齢化の上下水道管やガス管の腐食が進んで壊れたらどうなる?
高齢化の高速道路が、鉄道軌道が…壊れたらどうなる?

我々の生活はどうなる?

ヒトの生活、モノの物流はすべて「土木」のチカラ!
「土木」が人類の生存を支えていると言っても過言ではない。

「土木」とは…
経験工学でもある「土木工学」は
未知のちからを秘めている。
「土木工学」とは Civil Engineeringなり、とはしばしば耳にする。
Civil Engineeringは市民のための工学。
「土木」という言葉の由来は
「築土構木」(ちくどこうぼく)とされる。

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      出典:某サイト

土木学会誌,93(12),5. 2008.
藤井聡先生の『土木の「意味」を考える』によれば、中国の古典哲学書「淮南子」(えなんじ)の一節に「土木」のことが触れられているそうである。
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  出典:土木学会関東支部HP 土木とは

『昔、民は湿地に住み、穴ぐらに暮らしていたため、冬の霜雪、雨露や夏の暑さ、蚊・アブに耐えられなかった。そこで聖人が、民のために 「土」を盛り、材「木」を組んで[築土構木] 室屋を作り、棟木や軒の構造を工夫して雨風をしのぎ、寒暑を避け得た。こうして人びとは安心して暮らせるようになった。』

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『「土木」は公に資するものである。「築土構木」という行為を為したのは、一般の民が自分のために行う普通の行為ではなく、知徳高き聖人が民のために為した行為だからである。』

藤井聡先生も叫ばれている。
「デフレ対策にはインフラ整備が一番!」
「高速道路、新幹線等のインフラなしで都市の発展はなく、国づくりを疎かにしてはならない!そして、… 」

こう考えると
「土木」のない世の中はあり得ない。
「築土構木」の思想のもと、インフラの整備促進と保全に力を注ぐべき時だと思う。

豊かで潤いのある日本を持続するために…


おまけ;
因みに、土木の日は11月18日。
十一「土」 十八「木」




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by naoharu326 | 2016-12-06 20:38 | Comments(0)