地すべり!?

道路斜面が崩壊し土砂崩れが発生!
延長○m、幅○m、高さ○mにわたり土砂が道路を塞ぎ、一時通行止めとなった!
こんなニュースをよく耳にすると思います。

これは斜面崩壊。
集中豪雨などによって斜面が不安定になり崩壊に至るものです。

では、地すべりとは…
斜面崩壊のうち、地下数m~10mですべり運動を伴って、ゆっくり崩壊に至るものです。

一般的な斜面崩壊に比べて面積や深さが大規模だと、斜面崩壊と地すべりの中間のような現象で、地すべり性崩壊と言われます。

似かよった現象(土砂災害)に思えますが、土砂が滑っても必ずしも「地すべり」ではないのです。

3か月ほど前になりますが、
今年1月16日、富山県南栃市で発生した土砂災害は、地すべりなのか、斜面崩壊なのか?

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       土砂災害の現場
       出典:富山県

スキー場跡の上方にある山腹が崩れたのですが…
地すべり性の斜面崩壊が発生し、その土砂がゲレンデまで流出して滑り落ち、大きな被害をもたらしました。

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       被災した家屋
       出典:富山県

地すべりというのは、
巨大な土塊が緩い斜面を比較的ゆっくりと流れる現象なんですが、
今回の土砂災害は、
①一般的な斜面崩壊に比べて面積や深さが大規模
②山腹の崩壊した部分の土砂だけが動いた

ゲレンデ全体が雪をかぶったままずり落ちてきたのではないので、「地すべり」ではなく、斜面崩壊と地すべりの中間のような現象と言えるそうです。
#日経コンストラクション(2017/2/20)より

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。



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by naoharu326 | 2017-04-08 06:54 | Comments(0)