2017年 03月 31日
働き手の減少
これに伴う生産力の低下を食い止めるには、生産性の革命が必要となります。
このため国は、平成28年を「生産性革命元年」とし、生産性の革命に取り組んでいます。
例えば道路の物流であれば、働き手(トラックドライバー※)の減少により、増加する宅配荷物などを円滑に捌けない状況に直面しています。
※50歳以上が4割を占めているのです。
国はこの問題を解決するため、大型トラック2台を連結し輸送力を向上させるなど、高速道路での走行実験に取り組んでいます。
いわゆる輸送の省人化です。
実験状況:
出典は国土交通省
ダブル連結トラックによる社会実験
(新東名で走行実験)
IC付近その1
IC付近その2
外観その1
外観その2
物流が円滑にならないと、日本の経済が停滞してしまいます。
経済成長に貢献していくには、トラック輸送の生産性を向上させることが不可欠なのです。
働き手の労働環境の改善も急務ですけどね^^
#参考文献------------------------------
加納陽之介,二木敬:道路の物流イノベーション,道路3月号 Vol.912,特集「生産性向上プロジェクト」,pp.10-13,2017年3月
by naoharu326
| 2017-03-31 22:50